・ウニ頭

読み:うにあたま

詳細:サクト・エイリスの別名。

トゲトゲした黒髪がウニを思わせる事からこの名が付いた。

剣より鋭利である等の証言もあって黒金に匹敵する強度を誇るとの疑惑も囁かれている。

尚、この詳細の真偽は未だ不明である。


・聖クライフェル学園

読み:せんとくらいふぇるがくえん

詳細:あらゆる戦士や術士を輩出している戦士養成学園。

剣士や魔術士、盗賊や騎士など学科は様々で分野別に分けると職は4000通り以上とも推測されている。

天空を漂う浮遊大陸に存在し、学園に在学する生徒の殆どが異世界出身である。

野外学習などで地上に降りるなどの際は転移陣

と呼ばれる異界を繋ぐ時空の扉を用いて移動する(これに関しては用語項目の転移陣を参照)

また、校則により肉体の改造や禁術による異常強化を受けた者は入学資格を失い、在校生は退学処分を言い渡されると厳しい罰が架される。


・タキュレント

読み:たきゅれんと

詳細:国家機密組織によって秘密裏に開発された人工生体兵器。

強化人間であるマジェスティと互角の力を有し、各個にそれぞれ固有の能力を持ち合わせている。

賊徒の撲滅を計る為に量産化の計画を進められていた矢先、戦闘試験中に脱走した1体のタキュレントが引き金となり研究施設は崩壊した。

施設崩壊後の脱走したタキュレントの数は現在調査中である。


・転移陣

読み:てんいじん

詳細:統合世界ヴァンディムフィールと異世界を繋ぐ扉。

各世界に散りばめられた朱色の魔導書を鍵として大半の異世界出身者はこの転移陣へと最初に辿り着く。

また、元の世界に戻る際には座標を暗号化して刻まれた特殊な指輪を使う事で苦もなく戻る事が出来る。

これは魔導書により異世界から転移した者が現れると同時に形成されるので誰もが持っている事になる。

仮に無くした場合は統合世界に存在する領事館から履歴を辿って再発行して貰う必要がある。


・統合世界ヴァンディムフィール

読み:とうごうせかいヴぁんでぃむふぃーる

詳細:あらゆる世界と繋がりを持つ中枢世界の一つ。

精通する文化の違いや時空間の干渉から定められた法は多く、異世界の民との接触には厳重な気配りを強いられている。

異世界から移住して来た民と共同で作られた都市も多く、場所一つで技術力や文明の変化が激しいと言われている。


・薔薇の欠片

読み:ばらのかけら

詳細:眠り姫ロザリナ・W・レヴァリエから拡散した魂の欠片。

ローゼス達の持つ能力の媒体でもある。

欠片に宿る力は強力であり、悪用されれば世界規模で大混乱を引き起こすとも言われている。

核体は赤い薔薇の欠片であり、全ての欠片はこれに集束する事で魂へと復元される。


・マジェスティ

読み:まじぇすてぃ

詳細:人体の一部を魔鉱物質によって改造された強化人間の呼称。

莫大な身体能力を備え、常人を越えた生命力を得る。

その反面、魔力を有する魔鉱物質を直に肉体へ組み込む事によって精神が不安定になる者や感情の一部を失ってしまう者が多い。

人の業から大きく反れた力を得た事により、マジェスティへの肉体強化は世間から忌み嫌われている。


・ローゼス

読み:ろーぜす

詳細:赤き悪魔の手により48枚の薔薇の花びらとなり飛び散った少女『ロザリナ』の魂を持つ異能力者達の呼称。

その能力は様々で一つとして同じ物は存在しない。

飛び散った薔薇を回収するには薔薇の所有者を倒して奪うか、魂の核である赤薔薇の力を持つローゼスにしか回収出来ないと言われている。